水道停止、時給800円の日雇い肉体労働から社長へ
マインド

PV数や報酬とかで一喜一憂してるようじゃ稼げるようにならない

現在、10月から12月の3ヶ月間でのコンサル企画の方を実施しています。

 

その中で、

 

どうもモチベーションが上がらない、
やる気が出ない、
行動できない、

 

という方がいらっしゃいます。

 

PV数に悩んだり、報酬が伸びなかったり、単純にサボっていたり。。

 

ケースは人それぞれなんですが、そういう人達の話を聞いていて思ったのが、

「結果主義にとらわれているなぁ」

ということでした。

 

この結果主義にとらわれていると、物事を継続することが出来なくなります。

 

今回は私達の行動を阻害する、「結果主義」についてお話したいと思います。

 

結果主義とは?

「結果主義」

 

と聞いてあなたはどんなイメージを持つでしょうか?
「結果が全て!」というよくある根性論を別にふりかざすつもりはありません。
(まぁ、ビジネスの世界は結果が全てではありますが・・・)

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僕が考える「結果主義」と言うのは、
「結果を出さないと全ては無駄だと考えてしまう病」

のことです。

 

例えば

 

トレンドブログをやっていて、思うように結果が出ないときというのは

誰にでもやってきますが、その時にふとこういう考えがよぎるわけです。

 

「このままやってても一生結果は出ないのでは?」

 

 

 

“今やっている努力が全て徒労に終わってしまうのでは?”

 

という恐怖心は一度芽生えてしまうと一気にモチベーションをダウンさせてしまいます。

 

3ヶ月とかの期間コンサル等を受けて頑張ったとしても、

何も結果が出なかったとしたら?
一切売上が上がらなかったとしたら?

こういうことを考えてしまうわけですね。

 

こういう考え方に陥っている場合にはその人は、

「結果主義」にとらわれてしまっていると考えています。

 

結果が出ない=全てが無駄

という価値観に染まってしまっているわけです。

 

もちろんブログもれっきとしたビジネスなんで、結果を出さないことには何の意味も無いんですが、やっている最中に負けることを考えてしまうのはもはや救いようがありません。

 

でもきつい時って確かにこういうネガティブな気持ちになるのは分かるんですよね。

 

僕は「結果主義」は学校教育から来ているのではと考えています。

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例えば大学受験などはAO入試など一部の入試形式は別ですが、基本的にセンター試験、個別の入学試験一発勝負で、それに落ちてしまえばどんなにそれまで勉強をしていてもどんなに熱い思いを持っていても「無価値」と判断されます。

 

それで別にすべり止めの大学とかに行けば良いんでしょうけど、それはもう本人の中での自分の価値は「目減り」してしまい、人によってはそのことを一生コンプレックスとして持ち続けるわけですね。

 

この辺の名残が「結果主義病」の根本にあると思っていて、

 

結果を出せなかったらそれまでの努力は無価値

というとても残念な考えに陥ってしまうことになるのだと考えています。

 

実は結果を出す人ほど「過程」に注目している

僕は中学、高校と剣道をやっていたんですが、強豪校の稽古と弱小校の稽古を見てみると、強豪校は一見すると「結果主義」にとらわれて、

「結果、結果」という感じで結果を血眼になって追いかけているイメージがありますが、

実は結果を出しているところほど結果以外の過程を重視していて、全国でも上位に行く学校ほどそういう「結果以外の部分」というのを以外にも重視しています。

 

現在、高校剣道界で不動のナンバーワンを誇っている熊本の九州学院高校なんかはとてもいい例です。

九州学院には全国から腕に自信のある猛者達が集まります。

1学年で10人、15人とかの生徒が集まるんですが、最終的にレギュラーになれるのは全学年で5人だけです。

他校に行けば一年生からレギュラーになれるような選手が自らこぞってこんなに熾烈なレギュラー争いのある学校に集うわけです。

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九州学院の米田敏郎監督は、

「日々是剣道」

という教えの元、日常生活からしっかりと気を張るように生徒たちに教えておられます。
そして「当たり前のことを当たり前にやる」ということをモットーに、日常生活の細部にまでしっかりと気を遣うように指導をされています。

 

この「当たり前」の基準がむちゃくちゃ高いわけですが、

剣道以外のこともしっかりと剣道に通じているという気持ちで真剣に毎日を過ごしているわけですね。

 

その結果、九州学院の剣道部の卒業生は、高校三年間でレギュラーとして試合に出ることが出来なかったとしても、その三年間で学んだことはその後大学生、社会人になっても剣道で結果を出す卒業生が多いのはもちろんのこと、優秀な社会人となって各分野で活躍をされているようです。

 

もちろん稽古は日本一厳しいですし、結果にも鬼のようにこだわるわけですが、

その上で「結果に至るまでの過程」にものすごく神経を働かせているという印象を持っています。

 

このように強豪校の生徒ほど稽古はむちゃくちゃ厳しいですが、1日1日を大事に、何か学び取ろうと真剣に過ごしているわけです。
(学校にもよるでしょうが)

 

結果主義を越えるための具体的な方法は?

 

こうして小さいながらコンサル業をして、ブログでの稼ぎ方をサポートするようになって感じるのは、

 

 

 

ビジネスでも結果を出す人は「過程」を大事にしている

 

 

という印象を受けます。

 

ビジネスも「結果が全て」というのは非常によくわかります。
どんなに頑張っていても結果が出なかったらそこに価値は無いと思います。

 

でもやっている本人はその考えでは結果が出るまで努力を続けることは出来ないと考えます。

結果主義にとらわれていると、剣道だったら少し調子が悪くて試合に負けた、格下の選手に試合で負けた、等のアクシデントがあると過度に落ち込みます。

 

その瞬間、自分の価値は目減りし、人によっては

「俺なんて・・・」というニヒルなモードに入るからですね。

 

ブログであれば、

思うようにPV数が伸びない、報酬が伸びない、、、

などです。

 

そんなことでいちいち悩んでいたら結果が出るまでの努力をしっかりやりこなすことは出来ません。

結果主義で見るのは客観的に他人をそれで判断するのは全然結構ですが、自分自身にそれを当てはめようとすると苦しいだけです。

 

そのモノサシは他人に向けるものであって、自分に向けるものではない。

そうではなく、毎日の自分の成長いつぶさに注目してあげることが必要だと思います。

今日は目標記事数を更新できた。
ちょっと面白い文章が書けるようになった。
時間が無い中で上手く時間を使うことが出来た。

等など。

PV数、報酬など結果にフォーカスしたものではなく、自分自身の取り組みに点数をつけてあげるわけですね。
そうすることで段々自分自身に自信が湧いてきますし、ちゃんと行動出来る自分を認められるようになります。

よくコンサル生に話しているのは、

マラソンを走りながらただでさえ走るがきつい時に、

「あぁ、また抜かれた」
「これじゃ目標達成できない」
「タイムが落ちてる」

とか余計なことを考えたら余計きつくなる。

 

「とにかく腕振って、自己新記録を目指そうよ」

 

これだけ考えてゴールまで突っ走ろうよって話をしています。

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ブログで言えば「記事更新数」とかですよね。

 

しっかりそこだけ意識して行動していけば結果は絶対出るものです。

 

反対に安易な結果主義はストレスを溜め込み、自滅を招きます。

 

しっかり自分の行動のバランスをキープしながら継続した努力をしていきましょう。

 

ありがとうございました。