「お前の話し方はくどい」
「君の文章はくどくて非常に読みにくい」
あなたは自分の文章、話し方について
このように注意されたことはありませんか?
僕はあります。
というか、さっきされました。
私はこうしてブログやメルマガを書いたりして、
人に文章を読んでもらう”仕事”をしています。
文章で仕事をしているものとして、
いくら文章の内容に自信があっても、
「くどい」
の一言で閉じられてしまっては、
二度と文章を読んでもらえません。
そこで今回、
この「くどい」というテーマについて考え、
その処方箋となる記事を書いてみました。
・くどい文章を書く人、
・くどい話し方をしてる人、
・女性に「くどい」と言われ嫌われている人、
・「くどい」という自覚がない人
(そもそもこの文章を読んでないか)
という方にとって、
参考になるのではと思います。
そもそも「くどい」とは何か?
今回この「くどい」という言葉について、
そもそもどういう意味なのか調べてみると、
1 同じようなことを繰り返して言ったり
長々と続けたりして、うんざりさせる。
しつこくて、うるさい。
「表現が―・い」「―・い質問」2 味つけや配色などがしつこい。「色が―・い」
という風に書かれていました。
(goo辞書)
一つ言えることとして、
良い意味では無さそうです。
ちなみによく似ている言葉で、
女を「口説く」
という言葉があります。
「くどい」と元々の語源は一緒らしく、
親戚みたいなものでしょう。
なんとなくしつこく言い寄る感じは
似ている感じがします。
「くどい」と言われる文章の3つの特徴
では、くどい文章とはどういう文章なのか?
その特徴をまとめてみると、
① 無駄な表現や言い回しが多い
② 1つの文章がやたら長い
③ 結論があと回しで何を言いたいのかわからない
この3つです。
一つ一つ見ていきたいと思います。
① 無駄な表現や言い回しが多い
これは僕もよくやる事なんですが、
ある文章について端的に3行くらいで
まとめられるところを
ダラダラと6行、7行くらいで書いてしまい、
やたらと文量が多くなっています。
そのくせ本人は、
「丁寧に説明をしている」
と悦に浸っている状態です。
僕は人よりも理解力が乏しい方なので、
よりわかりやすく表現しようと思い、
文章を長くしてしまう傾向にあります。
その結果受け手の方からは
「それはもう分かってるよ!」
としびれを切らされるわけです。
② 1つの文章がやたら長い
これも①と繋がるところですが、
あれも言いたい、これも言いたい
となり、文章が長くなる傾向にあります。
また、行間や文章全体の横幅なども無視し、
横に長い文章を書いてしまっている状態です。
受け手側からすれば一瞬で読む気が
失せてしまうような文章です。
③ 結論があと回しで何を言いたいのかわからない
分かりにくい文章の特徴として多いのが、
その目的や結論が不明確な場合です。
多分書き手の方も何を書くのか明確に決まっておらず、
思いついたことを書いているのでしょう。
その結果全体的にまとまらない、
自己満足の文章になってしまいます。
文章がくどくならない方法
① 文章のターゲットと目的を明確にする!
くどい文章に共通することとして、
「相手の目線に立ててない」
というのが最も多いです。
そもそも誰に文章を書いているのか、
その目的が不明確なために、
ブレブレな文章になってしまいます。
文章を書く際にはまず
・誰に向けての文章なのか。(ターゲティング)
・その人にどうなってもらいたいのか(目的)
を明確にしましょう。
そのゴールから逆算させて必要な事を
書いていくというイメージですね。
② 行間や横幅を意識し、1つの文章を短くする
1つの文章が長くまとまりが無いと、
ぱっと見た瞬間に読む気が失せます。
一つ一つの文章はできるだけ簡潔に
短くまとめ、読みやすい文章を心がけます。
私はこのブログの記事等ネット上の文章は、
スマホ等で表示されたことを想定
横幅は20文字前後、縦には3行以内
と決めて文章を作成しています。
これだけでもだいぶ読み手に配慮した
読みやすい文章を書くことが出来ます。
③ 書き終わったらきちんと推敲する
文章を書き終わった後にはきちんと
推敲(見直し)をします。
あなたが「くどい」と言われていても
それが文章であった場合いくらでも
書き直すことが可能です。
文章の良いところはこの「直す」と
言うところが無限にできるところに
あると思っています。
なので大体4回は読み直しましょう。
・分かりにくい表現は無いか?
・行間、横幅は適切か?
・誤字脱字は無いか?
・無駄な表現、言い回しは無いか?
・もっと簡潔にまとめられる箇所は無いか?
・自己満足な文章になっていないか?
といった事を一つ一つチェックしていきます。
ここまで文章でやっている人も
少ないと思います。
これをやるのとやらないのとでは
かなり大きな差になると思いますし、
もし文章を書く仕事をしている方や、
普段から文章を書く方は今のうちに
この部分を習慣化させていきましょう!