水道停止、時給800円の日雇い肉体労働から社長へ
アイデア発想法・企画力

夫婦仲を再び良くするコツは「予定調和」を自ら崩すこと!

今日、友人と話していたところ、
彼の奥さんの話になった。

彼と奥さんは結婚をして
かれこれ5年ほどになるらしく、

ご多分に漏れず二人をつなぐ絆は
「彼らの1人娘あってこそ」
という状態になっているらしい。

彼いわく娘は可愛いのだがもはや
奥さんには何の感情も沸かなく
なったらしかった。

結婚をした友人の冷めた結婚生活の
話を聞く度に結婚に対しての淡い期待を
踏みにじられる気持ちになるのだが、

どうやら日本中の大部分の夫婦が
少なからず彼らと同じような殺伐とした
関係になっているらしい。

「ただいま」からの・・・

話を聞いてみると、彼が仕事から
帰って来て、

「ただいま〜」

と言っても、

基本無視

を決め込んでいるらしく、

なかなか二人の間にはコミュニケーションは
ほとんど無いらしい。

ちょっと気になったので彼に

「よく奥さんに何て言われるの?」

と聞いてみたところ、

「死ね」

と言われることが一番多いらしかった。

僕は今まで20数年生きてきたが、
あまり人に「死ね」と言った事など
無いし、

ましてや人に「死ね」なんて言われたら、

「俺、死なないといかんのか〜」

とまじめに考えこむくらい繊細な
男である。

そんな生存権すらも踏みにじられる言葉を
一番身近な家族に言われるってどんな心境
なんやろ。

彼に

「それに対して何て言い返すの?」

と聞いてみたところ、

ご多分に漏れず

「お前も死ね」

 

らしいです。

この辺は決まり文句ですね。

「サッカー」と言ったら、
「本田」

というくらい決まり文句でしょう。

ただですね、やっぱり愛し合って結ばれた
夫婦で二人の間には可愛い娘さんもいるわけですよ。

やっぱ子供にとって一番幸せなのって、
パパとママが仲良しなことじゃないですか〜

そこは揺るぎないところだと思うし、
僕も友達として友達の子供の幸せを
願うのは当然のことでして。

なんとか彼と奥さんの仲が1ミリでも
良くなる方法は無いものか?

と考えてみたんですよね。

そして思いついたのが、

奥さんの「死ね」と言う言葉に対して、
予想だにしないような切り返しをする
ということでした。

いつもなら「死ね」と言われたら
条件反射的に彼も「死ね」と言って
それでなんとなくお互いの価値を
下げ合って終わっていたんですが、

そこで彼がびっくりするような
切り返しを見せることで、

彼女の中にある、

「『死ね』って言ったらどうせ『死ね』って言い返してくる」

という、

予定調和を崩してしまうことが
出来るのではないかと。

これはナンパでのテクニックでもあるんですが、
女の子にただ「すいませ〜ん」とか言って
声掛けるのは普通過ぎてダメなんですが、

「ねぇねえ」

と言って近寄って行って、

「これ、落としたよ」

と言って、

キューピーマヨネーズを見せる

というテクニックがあります。

路上で見ず知らずの人からいきなり
マヨネーズを見せられて、

「落としたよ」

なんて言われることってまぁ日常生活では
普通無いわけじゃないですか。

そういう意味で彼女の普通の日常生活という
「予定調和」を完全にぶっ壊してしまうのが
このテクニックなんですね。

そしてここで「クスッ」とでも彼女が
笑ったり、感情が動いてしまえば、
完全に自分のペースに持ち込む事ができ、

そこから怒涛のようなトークで
口説きに掛かるわけですね。

要はこの「予定調和」を崩すことが
大事なわけで、

さっきの友達の話に戻ると、

奥さんから「死ね」と言われた時の
切り返しで面白いものは何か無いかなと
考えてみたわけです。

例えば、

奥さん「死ね!」

友達「生きるぅっ」

とかですね。

これを言われたら多分奥さんは動揺し、

「は?ばかじゃない?」

となりながらも、胸の中では
完全に予定調和を崩されてしまい、
心臓がバクバクなることでしょう。

そうなると二人の恋の情熱が
戻ってくるのも時間の問題です。

結局採用になったのは・・

そんな感じでいくつか出してあげて、
その中で彼が思わず、

「それ言ったらかっこいいわ」

と男すらもキュンと来てしまったフレーズが、

奥さん 「死ね!」

友人  「まだ死亡保険金が満期40年あんだ。もうちょい我慢してくれ」

いかがでございましょう?

「死にたくない!」等と駄々をこねるでもなく、
彼女に媚びるでもなく、

“男は家族を守るもの”

というこの揺ぎない価値観を女房に
「死ね」と罵倒された直後に言える

この男気ですよね

おそらく実際に彼がこれを奥さんに
言うことが出来れば、

奥さんは彼の男らしさに改めて
胸を動かされ、惚れなおしてしまう
ことは間違い無しだと思いますね。

彼がこれを言った後の反応については
また後日彼から報告があればご紹介
したいと思います。

それでは。