水道停止、時給800円の日雇い肉体労働から社長へ
マインド

スリッパを並べるだけでお金が舞い込んでくる話

本田です。

地元の鹿児島に帰ってきて、
最近は実家でまったりとした日々を
過ごしています。

本日「冬至」に入ったらしいです。

とはいえ鹿児島は最高気温が

“22度!!”

日中は外に出ると汗をかくこともあります。

久々に剣道の稽古をして

最近は定期的に実家に帰るようになり、
今年の正月は久々に実家で年を越せそうです。

かれこれ3年ほど実家で年を越せてなかったので、
実家の両親も喜んでいます。

実家に帰ってすること。

それは剣道です。

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(http://xn--fiq85he02a7l7a.com/wpcontent/uploads/2015/09/%E7%AA%81%E3%81%8D.png)

僕は元々中学、高校と剣道をやってきていて、
三段を持っています。

最近は実家に帰った時には中学の頃の
剣道部の旧友と防具を担ぎ、

当時通っていた町道場に稽古に
行ったりしています。

高校卒業以来ほとんど稽古をしていないので、
足は棒立ち状態で使い物になりませんが^^;

剣道では足さばきがかなり重要な役割を
果たしているので、まずは足さばきから
リハビリをしていく必要があります。

町道場のトイレにて・・・

そんなこんなで稽古早めに切り上げ、
帰ろうとした時でした。

ふと道場に設置されているトイレに入ると、

「あること」に気づきました。

トイレの下駄がものすごく綺麗に並べられていたのです。

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「それがどうしたの?」

という感じですが、

その光景を見た時に自分の
中学時代をふと思い出しました。

僕が通っていた中学の剣道部は地元では
そこそこ有名で、毎年県でベスト16から
良い時はベスト8に入るほどの強豪校でした。

一個上の先輩達がものすごく強く、
県大会でも優勝できるくらいの
実力がありました。

しかし結果としてはベスト8で
最後の大会を終えていました。

そして自分たちの代になった時には
一個上の代と比べると戦力的にダウン。

そんな中での船出でした。

ただ、目標は高く、
代が変わった瞬間に

「全中出場」

という目標を掲げ、毎日努力を続けていました。

※ 「全中」とは全国中学校大会のこと。
県で1校だけが出場できる夢の舞台。

そんな自分たちの代でちろん稽古は
むちゃくちゃ頑張りましたが、

正直自分たちよりもきつい稽古、
厳しい稽古をしている学校は
腐るほどありました。

田舎の普通の公立中学校だった
自分達は稽古量も限られ、

冬場は30分で稽古を終了し、
帰宅しないといけない時もありました。

「稽古量では他校には勝てない」

そんな中で自分達で決めたことが、

「誰でもできることをどこよりもしっかりやろう」

というものでした。

誰でもできることをしっかりやる

具体的にどういうことかというと、

・トイレに入ったら必ず下駄を並べる
・ゴミが落ちていたら必ず拾ってゴミ箱に捨てる
・靴のかかとは踏まない
・人の前を通る時には一礼をする

などなど。。

一見「当たり前でしょ!」と思うような
何気ないことばかりかも知れませんが、
これを徹底できているところは少なかったです。

その時中学生だったんですが、

稽古量で勝てない自分達は
せめてこういう部分を
しっかりしようと努力していました。

すると面白いことに少しずつ結果も出てきて、
結果的に最後の県大会で僕達のチームは優勝。

「全中に出場する」

という目標を達成したわけです。

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多分自分達よりも剣道が強いチームは沢山あったし、
稽古量も多分自分達の何倍も多くやっているところは
あったと思います。

ただ、上記の当たり前のことをしっかりやる、
礼儀作法をしっかりする点においては自分達でも

「ここまでやるか」

というくらいまで徹底してやっていた自信があります。

なぜスリッパを並べて試合に勝てたのか?

そもそもスリッパを並べたり、ゴミを拾ったり
するだけで試合に勝てるようになるなら
血の滲むような苦労はする必要はありません。

そんなことせずとも1日中ゴミ拾いをしてれば
いいと思います。

でもそうではありません。

中学生の当時はなんか無心でスリッパを
並べることが

「正しいこと」

だと信じて、ある種宗教にも似た感覚で
やっていました。

ちゃんと並べないと

「剣道の神様が見ている」

くらいの強迫観念すらありましたw

しかしあれから10年ほど経って大人になり、
自分達が通っていた道場に久々に足を運び、
ふとトイレのスリッパを見た時にある種の

「気づき」

を得ることができました。

それは、

「見えないものを見る力がついていたのでは?」

と感じたことです。

トイレのスリッパを並べる時には、
当然自分の用は足した状態です。

なので別に自分の為にスリッパを
並べているわけではありません。

そうではなくて、後から使う人の為かも知れないし、
剣道の神様が見ているからかも知れません笑

いずれの考え方だったとしても、

「目に見えないものを意識している」

ということは言えると思います。

 

有名な童話の「星の王子さま」でも

 

「本当に大切なものは目に見えないものなんだよ」

 

というセリフがありますしね。

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この「見えないものを見る力」って
何か結果を出したいって時にも
かなり重要なものだと思っています。

例えばトレンドブログを例に話すと、
A、Bという二人の人間がいたとします。

Aさんは一つのネタを教えると、

「だったらこういうのもいけますね!」
「こういうのもどうです?」
「こういうの見つけてきました!」

という感じでどんどん自分で考えて
先に進もうとします。

一方でBさんは一つネタを教えると、
そのままそのネタだけを書いて、

もしアクセスがこなかったら

「あぁ、こういうネタはアクセス来ないのね」

と考えてその後一切同じようなネタは書かなくなりました。

さて、

AさんとBさんでどちらがより早く
結果を出すことができるでしょうか?

まぁ、考えるまでもなくAさんですよね?

この場合、Aさんは一つの事柄からどんどん
類推していって色んなパターンを考えています。

これってある意味

「見えないものを見る力が高い」

という言い方ができると思います。

こういう人は勝手に伸びていきます。

一方でBさんタイプの人は
言われたことしかできないので、
どんどん成長が遅れていきます。

「見えないものを見る力をつける」

この習慣が身につくと同じ稽古をしていても
違った視点、違った受け取り方をするようになり、
色んなパターンで受け取ったりすることができます。

その結果

“同じ稽古してるのになぜか結果が変わってくる”

ということが起きてきます。

よく学生時代に同じ授業を聞いていても
なぜか結果に開きが出ましたよね?

それって本人の努力の部分ももちろん
大きなウェイトを占めていますが、

やはり「見ている視点」が他の人と
違うから違う結果を出せてたんじゃないか
と思うんですよね。

もちろんただ機械的に命令されたから
スリッパを並べていたのではあまり意味は
無いかも知れませんけどね^^;

極端な話やはり人と違う結果を出す為には
人と違う視点を身につける必要があります。

その力を養う為に例え大人だったとしても、

「トイレのスリッパを並べる」

という行為は見えないものを見る
すごく良い訓練になるのではないかな?
思いますね。

ぜひ人と違う結果を出したいという方は
試しに実践して見てください^^