水道停止、時給800円の日雇い肉体労働から社長へ
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チンパンジーを生け捕りにする方法  〜「稼ぎたい」から稼げなくなる理由〜

こんばんは!
本田です。


「本田さん、PV数が上がりません!」
「本田さん、報酬が上がらずやる気が出ません」

ブログをやってる人からこういう悩みや
相談はかなり多く寄せられます。

それだけなら良いんですが、

結構それ(報酬)がモチベーションにまで
影響しちゃって、

なかなか行動できなくなってしまう人もいます。

僕はかねてから、

「結果はコントロールできないから、
自分の行動をコントロールしてね」

とコンサル生には口を酸っぱくして言っています。

それでも数字に左右されてしまう方も
いらっしゃいます。

その気持ちはわかるんですけどね〜

ただ、「稼ぎたい」が強くなりすぎると
その状況は逆に言えば、

「稼がないとダメだ」

という執着が芽生えてしまっていることになります。

あと潜在意識的に言うと「稼ぎたい」と毎日考えて
いる人は、

「稼ぎたい」と思う気持ちが潜在意識に
どんどん刻まれてしまい、

稼ぎたい=今は稼げていない

という状況をどんどん強化してしまいます。

それってむちゃくちゃ苦しいことですが、
やはり稼ぎたい、結果を出したいのは
理解できるので悩ましいところです。

今回はその部分について僕のコンサル生の方で
すごい面白い考えをお持ちの方がいるので、
ご紹介したいと思います。

月20万のアドセンス報酬を即日使い切る男

僕のコンサル生の方で

今年の3月に月収20万を稼いだ
コンサル生がいます。

その方は関西の方なんですが、
先日お会いした時に

「この前稼いだお金はどうされたんですか??」

と聞いてみました。

すると、

「あぁ、3日くらいで全部使い切りました!(キラリ)」

と、当たり前のように話しました。

いや、普通20万なんて大金、
3日とかで使い切れないですし、

普通もっと貯金に回したりしますよね?

それを彼はドヤ顔で


「ビットコインに全額ベットしましたよ!!
もう全額返ってこない気持ちでやりました」

と言っていました。

今流行っているらしいビットコイン。

ここで補足させていただきますが、
別に彼は特別お金持ちでも無ければ、
安定した職についているわけではありません。

むしろ毎月お金をそういう風に使うので、
お金が普段からすぐお金が無くなります。

これ、側から見ればかなり

「金にダラシない」

とか思われて、忌み嫌われそうです。

女の人とか

「イィーーー!!」っ

てなりそうです。

でも彼は別にパチンコや博打をしている
わけではありません。

ただ!!!

彼が他のコンサル生や他の一般の人と
決定的に違う点があります。

それは

“お金への執着が一切ない”

ということです。

執着があるからこそ入ったお金を
貯金に回したり、少しずつ使ったりと
すると思います。

それはものすごい健全であり普通です。

でも彼はお金への執着が一切なく、

「あろうが無かろうがどうでも良い」

と真顔で言ってのけます。

じゃぁアドセンスでなんで稼ぐのか
聞いてみると、

「なんか自分の仮説を検証する
プロセスが面白いんですよね」

とか言ってしまいます。

お金を稼ぎたいという気持ちではなく、

“純粋な探究心”

でやっている。

そう彼は言うわけですね。

で、僕も意地悪で

「でもお金一切無くなったらどうするんです??」

と聞いてみたところ、

「ホームレスとして楽しく暮らそうと思います」

という仰天発言を言っていました。

彼のロジックはこうです。

日本のホームレスは世界で一番恵まれている。

海外のホームレスでご飯にありつける人も
ほとんどいないが日本では心の優しいボランティアが
「炊き出し」などをしていて、

つまらないプライドさえ捨ててしまえば、
何不自由なく暮らしていける。

そして戦争も無いし、犯罪も少ないこの国では
ホームレスですら世界基準でみるとかなり
恵まれています。

正直この瞬間に家を追われても、
お金が無くなっても生きていける。

そう考えれば、

アドセンスで1万円でも稼げれば、
儲けもんじゃないですか?

と言っていました。

この「儲けもん」という言葉。

僕の中で最初聞いた時にかなり
ズシンときたんですね。

例えばブログを半年とか1年とかやってきて、

月に5万くらいで伸び悩んでしまう人に限って
日々の報酬が伸びないことにかなり精神を
すり減らしているように見えます。

本人のメンタルにも依るのでしょうが、
日々のPV数、アドセンス報酬、 RPMを過剰な
までに意識し、最悪病んでしまい、
手が止まってしまいます。

その人は結果や数字にばかり「執着」してしまい、
結果を出せない自分、報酬が伸びない自分を
「許せない」状態になっているのでしょう。

チンパンジーやオランウータンの生け捕りの話

こんな話があります。

アフリカの方でチンパンジーやオランウータンを
生け捕りにする時に用いる罠があるようです。

それは土を固めて小さな山を作り、そこにチンパンジーや
オランウータンが手を入れられるくらいの小さな穴を
空けておくのだそうです。

その穴の中には彼らが好む「バナナ」や「木の実」を
入れておくのだそうです。

チンパンジーやオランウータンはそれを見つけると
穴の中に手を入れます。

そしてバナナや木の実をぎゅっと掴みます。

すると手を掴んでいなければ手を出し入れできるのですが、
手を掴んで拳を握っている場合には穴から手を引っ張り
出せなくなるのだそうです。

手を離せば穴から手を取り出すことができるのですが、

チンパンジーやオランウータンは一度手に入れた獲物を
決して手放そうとはしません。

その結果、逃げ出せなくなり生け捕りにされるのだそうです。

ブログでも同じことが言えてしまう

これと同じことがブログでも言えてしまいます。

特に一度爆発を経験してしまった人は

「あの爆発をもう一度起こしたい」

という気持ちが湧いてしまい、その気持ちに
執着をしてしまいます。

「どうしても達成したい」
「何がなんでも実現したい」

そう思うこと自体はいいのですが、
それが執着に繋がってしまうと
それ以外の自分を否定してしまいます。

その時に大事な考え方としては、

「そうなったら嬉しいな、楽しいな」

と考えることです。

先ほどのコンサル生の言葉を借りると、

「稼げれば儲けもん」

と捉えることです。

これは面白い話があって、

「こうならなきゃだめだ」

という感じに数字や結果に執着をしている
場合には「実力」でしか物事に取り組めない、

「β波(ベータ)」

の脳波になるようです。

その一方で、

「こうなったらいいな」

という気持ちでいる時には、
脳波が「α波」になって、

実力以上の力を出せるようになる

らしいです。

これは人間の可能性を引き出すための
「潜在意識」の使い方にも大いに役立つ
考え方なんじゃないかなと思います。

僕もコンサル生の生徒さんと向き合う時に

「何が何でも稼がせる!」

という気持ちではなくて、


「何か彼や彼女たちの人生にとってプラスに
なればいいなぁ」

と思ってサポートをさせていただいています。

その結果、ブログのことだけじゃなくて
健康のこと、家族のことなど様々な悩みや
相談にも乗る場面があります。

結局その部分で何か躓いていたら
なかなか行動できなかったり、
前に進めなかったりしますからね。

僕も過去に恋愛で悩んでいた時に
何も手につかずじゅんさんを困らせていましたw

何事も「執着」をせず。

「うまくいったら儲けもん」

という気持ちでゆるく構えることで、
逆にいろんなアイデアが出てくるし、

スムーズに行動が加速されるんじゃないかなと
思いましたね。

ということで今回は以上です^^

ありがとうございました!