水道停止、時給800円の日雇い肉体労働から社長へ
マインド

仕事や将来に対する不安感を一瞬で軽くする為の方法①

日々私達はあらゆる
不安
心配事
の中に生きています。

会社の将来が不安
独立してやっていけるか不安
結婚できるか不安
日本の経済が不安

などなど私達は数限りない不安や心配の中で
生活を強いられているという現状です。

言うなれば、「不安」という名の滝の中に
身を投じ、日々「不安」に打ち付けられながら
生活をしているとさえ言えると思います。

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ただ私個人としては、「不安」というのは
努力をするきっかけになると思うので
あまり深くは考えないわけですが、

やっぱあまりにも不安を抱えている方も
多いということで、

「こりゃ放っておけないなぁ」

と思ったわけです。

私は普段、世間一般の方たちが抱えているほど
不安は抱えていない方だと思います。

ただ、私自身日々の不安を全く感じないという
わけではなくて、日々小さな不安を抱えながら
生きている部分は皆さんと同じようにあります。

ただ、
不安を和らげる習慣
というのを独自に編み出し、
徹底的に習慣化しているので、
あまり不安を抱えることは
ありません。

今回はそんな私の不安に対する処方箋をご紹介し、
あなたが抱えている不安を少しでも軽くする
お手伝いができたらと思います。


まずは私の基本スペック

私の基本的なスペックとしては、

26歳未婚
無職
貯金ほぼゼロ

という感じで傍から見ればかなり
不安材料の多そうな人種です。

THE フリーター野郎です(笑)

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フリーターという人種は基本的に
組織に縛られることを嫌う人間が
多いので、会社には所属しません。

また、アナーキストが多いです。

※ 組織に所属することを嫌うことが飛躍し、
国や政府すらも批判的に捉えているという
ことです。

私は自営業でその分頑張っているので、
収入面では別に不自由な生活はしていない
わけなんですが、

世間一般的には
「不安じゃないの?」
と思わず心配したくなるような人種でしょう。

昔の友人とたまに連絡を取ると、開口一番
「死んでるかと思った」
と言われる始末です。

しかし、私の場合養うべき家族もいないし、
責任ある組織に所属をしているわけでもないので、
普通の人と比べると

背負っているものが圧倒的に軽いです。

何なら一日中山手線をぐるぐるしていても
誰にも咎められることはありません。

「海賊王に俺はなる」

と言って大海原に出航しても心配するのは
身近な友人と親くらいのものでしょう。

なので逆に養うべき子供や奥さん、
責任ある役職など背負うものが多い人は

逆に尊敬しています

私にはとても真似できないことなので。

ただ、逆に心配してしまう部分もあります。

それは自分の人生を生きていないから

一体どういうことでしょうか?

「人の為に」は偽善である。まずそこは認めよう

紀元前1年ごろの有名な哲学者であり思想家に
セネカ
という男がいます。

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彼は自身の著書である「生の短さについて」において
こう語っています。

誰もが他人の誰かの為に自らを費消している

と。

「人の為に」

この社会ではこのマジックワードを使うことで
さも「あの人は頑張っている」という風に
捉えられがちです。

「会社のために頑張っている」
「愛する奥さんの為にあの人は頑張っている」
「子供、家族のために毎日朝から晩まで頑張っている」
「国のためにしっかりと税金を収めている」

他にも数限りなく「人の為」という美辞麗句を並べることで
取り敢えずはこの社会では評価をされる仕組みになっています。

一方で先ほど挙げた
「フリーター」。

基本的に彼ら「自分のために」生きています。
上記の「人の為に」の正反対です。

ただフリーターのみならずですが、この社会では
「自分のために」
という言葉を使うと、眉間にしわを寄せて心の中で

“自分のことばかり考えるわがままな野郎だ”

という無言の批判にさらされます。

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また「自営業」や「独立」という言葉も
基本的には

自分の時間を作りたい、
自分の人生を生きたい、

という自分本位の欲求から現れるものなので、
自営業や独立をしている人などを見ると

いつか失敗するんじゃないか
今は大丈夫だけどいつどうなるか分からない

などとまるで失敗することを心待ちにするかのように
期待する風潮にあります。

結局私は「人の為に」というのは、

“偽”

という漢字に現れているように、

欺瞞であり、内から湧き出るものでは決してない
と思っています。

だから例え愛する家族が出来たとしても、
その愛する家族を守っていくのは、

彼らによって自分が癒される。
だから俺が守りたい

だから守っていく。

それくらいドライに考えています。
(もちろん家族の支えがあってこそ自分があるわけです)

結局家族を持ちたい、奥さんを持ちたい、
子供を持ちたいというのも

自分のエゴ

から始まることはまず認めないといけない。

これを
「家族の為に働いている」
とか言い出すと、

それはもう偽物の欲求になるわけで、
どっかでほころびが出てきます。

そもそも不安とは何か?

この日本という国は戦後常識はずれの異常なレベルで
経済発展をしてきました。

いわゆる「高度経済成長」ってやつですが、
大量生産、大量消費でガンガン経済が回り、
それが社会に還元され、

膨大な量の中間層

というものが生まれたわけです。

しかし、今はどうでしょう。
ものは溢れ、必要なものはほとんど手に入る時代です。

ただ、国としては人がものを買わないと
経済は回っていきません。

ただ、必要な物は行き渡り、満腹状態。

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そこで考えつきました。

不安を煽る

という手法。

我々の国の経済は

基本的には必要のないものを売りつける

という方向にシフトしていきました。

結婚式
マイホーム
受験
学校
保険

等など

これだけものが溢れていても、
日本という莫大なコストの掛かる
(医療、保険などなど)
国の経済がなんとか回っているのは

国民の不安を過剰なまでに煽ってきた

その成果が出ている何よりの証拠だと
考えられます。

ただ、その結果の副作用として、我々国民は

必要以上に不安を感じ、リスクを避けるようになった

ということが言えると思います。

著名な精神分析学者のフロイト
「不安」について語っていて、

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「不安」とは

「社会的な禁令」(タブー)や「禁令を命じるもの」(超自我)

という風に語っています。

例えば社会を形成する上で様々な規範があります。

人に迷惑を掛けてはいけない
人を騙してはいけない
人のものを盗んではいけない

そういうわかりやすいものから

もっと細かく現代風に言うと、

結婚しないと一人前の男ではない
家族を持つならマイホーム
正社員じゃないと一人前ではない
女は30で独身だと売れ残り
子供は20代で産んでおけ

等でしょうかね。

この規範は消費経済にも現れていて、

ものを売るんだったら

肌は白く無くてはならない
英語ができないとこれからキツイ
腹筋は割れている方がいい
女性は痩せている方がいい
歯は白い方がいい
健康な方がいい

などなど。

要するに、

元々「こうあるべき」という規範があって、
それから外れる時、若しくは外れかけた時に
ストッパーの役割として

「不安」

というものが生じるという仕組みのようです。

そしてこの規範というものは私達の内部にも
根強く入り込んでいて、

理性、価値観、正義感、良心

などにまで反映されています。

何かやろうとしていることに対して、
自分の良心、価値観に照らし合わせ、

もし自分の中の規範から逸脱する行為
であった場合に、

これ、俺は大丈夫か?

と不安が危険信号を発し、ストッパーとなるわけです。

これは会社組織に属していて、
本当は本人は会社を辞めたいのに
責任感が強いばかりになかなか
辞められない

という人に言えると思います。

こういうわけなので、

必然的に社会の規範の要請に従順に従い、
迎合し、社会的に認められる地位に
なればなるほど、

必然的に不安は増大していきます。

これは会社単位でも一緒です。

会社の中で出世をするということは、
会社、若しくは上司の規範にその人の存在が
合致しているからこそ認められるわけです。

その結果としてどんどんその規範に迎合をするわけですから
縛られる率というのは必然的に高くなり、

結果として不安は増大していくわけです。

そう考えると、

この日本国の規範のトップである内閣総理大臣が
最も不安を感じ、
リスクのある政策を全く打ち出せない

というのは、ある意味当然のことであると思います。

不安を解消する為にはその社会の規範や
ヒエラルキーを完全に無視し、

外に飛び出す

というのが最も効果的なわけです.

ただ、
今すぐ会社を辞めるわけにもいかないですし、
日本人である以上、普通の人は日本から
離れる事もできません。

そこで、次回の記事では日々の生活の中で
どうすれば少しでも不安を解消できるのか。

一日5分もあれば出来る超実践的なワークを
ご紹介したいと思います。